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クラシックギター、ソロギター、カメラ、音楽、映画がすきです。

川崎のレトロスポット「小向マーケット」で写真を撮るのは楽しい

1953年

川崎にある巨大な東芝工場(株式会社東芝 小向事業所)の近くにある「小向マーケット」という小さい商店街に、カメラ仲間とフィルム写真さんぽにいってきました。
こちらは「香ばしい街並みブログ」というノスタルジックな街並みを紹介している素敵なサイトから情報を得て知ったのですが、想像にたがわぬいい写真スポットでした。

小向マーケットは昭和28年(1953年)に作られたかなり年季の入った商店街です。
1953年と言えば、日本ではNHKや日テレの放送が始まり、あわせてテレビコマーシャルが流された年。映画ではオリジナルの方の『君の名は』が大旋風を巻き起こしていたようです。また、この年からスーパーマーケットが各地に作られたと言われています。

 

アクセス

アクセスとしてはJR南武線の「鹿島田」駅から歩いて約25分。けっこうな歩きでがあります。バスでも行けるのですが、ランチを食べようと鹿島田駅近辺を少し歩いてみたところ、昔の街並みが少し残っているようなので、僕たちは写真を撮りながら目的地に向かいました。

 

 (JR「川崎」駅の西口にある「川崎ラゾーナ広場」から「小向」停留所まで、バスが出ているそうなので、こちらでも行くことができます。こちらは所要時間7分)

 

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道中、昭和な感じの美容院など、味のある家屋や建築物などがあったので写真を撮っていたところ、「何しに来たの?」と話しかけてくるおばさまが。昔の街並みが残っているということで、写真を撮りに来た旨を伝えると、「ときどき、そういう人が来てるわよー」とのこと。こういう現地の方々とのスモールトークもカメラさんぽの醍醐味です。写真を撮り撮り歩いて約45分ほどで到着しました。

 

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外装がトタンでできた20メートルほどの2棟の木造長屋の間に、薄黄色い半透明のトタン屋根が渡され、写真のような、小さなアーケード街になっています。


道幅は3メートルもないくらいで、見上げると当時は鮮やかであったであろう万国旗が、色あせた姿で垂れ下がっています。半透明の屋根からは柔らかな光が差し込んでいて、ストリートポートレートを撮るにも面白いスポットです。

 

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もとは20店舗くらいがあったそうですが、今は4店舗しか営業していないようです。
しかも写真を撮りに行った日曜日は休業日でした。全店舗シャッターが下りていたのは残念でしたが、おかげでゆっくりと写真を撮ることができました。金属製のシャッターではなく、昔ながらの木戸がおりているお店もありました。

 

フィルム写真さんぽということで、最近メインに使っているLeica M4に、年始にゲットしたSummarit 50㎜ f1.5をつけて撮り歩いてきました。(ちなみにこの近所に巨大なBOOK OFFがあったので中古カメラを見に行ったのですが、ジャンクも含めてあまり数多くはなかったです)。

 時が止まったかのような場所で、通りがかったおばあちゃんや少女とお話ししたり、写真を撮らせてもらったりしました。地元の住人の方々が生活道路として使っているようで、僕たちが滞在した1時間ちょっとの間でも、10数人くらいの地元の人がマーケットを通り抜けていきました。伺った話によると、こちらもときどき我々のような人が訪れたり、テレビの取材が来たりしているとのことでした。

 

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ここからだと多摩川を渡って歩いて神奈川から東京へ帰れそうだったので、日の傾き始めたなか多摩川大橋を渡り、京急多摩川線の「矢口渡」駅から帰路へ。昭和の雰囲気が色濃く残る小向マーケット周辺、写真さんぽには超オススメです。